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NewsLetter 2023年3月号

NewsLetter 2023年3月号

寝る時は入れ歯をはずしましょう!

入れ歯を使っている方の中には、入れ歯をお口の中に入れたまま寝てはいけないのかと思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、歯と粘膜への負担や入れ歯の衛生面を考えると、基本的に寝る時は入れ歯をはずしてもらうほうが良いのです。

入れ歯のバネや歯ぐきの部分が接する歯や粘膜は、唾液による自浄作用が働きにくく、入れ歯やお口の汚れが落としきれていないと細菌が繁殖しやすくなります。その結果、むし歯や歯周病が発生するリスクが高くなります。
また、長時間お口に入れておくことで粘膜にも負担がかかり炎症が起きるリスクも高くなってしまうため、寝る時は入れ歯をはずしたほうが良いのです。

中には、残っている自分の歯が少なく、その歯を守るために寝る時も入れ歯を入れてもらう方もいます。その際には日中起きている時に数時間入れ歯をはずして粘膜を休ませる事、入念な入れ歯のお手入れと歯みがきを続けてもらい定期的な歯科検診で歯と粘膜の状態をチェックしてもらう事がとても大切になってきます。

もし、ご自身がどうすれば良いのか気になった時は、かかりつけの歯科医院に相談してみましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 辰喜 光

参考文献:nico/2022.11

歯間ブラシのサイズ合ってますか?

普段使う歯ブラシの他に歯と歯の間をみがく道具の1つに歯間ブラシがあります。歯間ブラシの使用においてはサイズの選択が極めて重要で、歯と歯の間の隙間を軽い抵抗で通過出来るものを選びます。隙間に対してブラシが小さいものを選ぶと汚れがきちんと落とせず、また大きすぎると歯や歯ぐきを傷つける恐れがあります。今お使いの歯間ブラシのサイズがご自身に合っているのか気になった時は歯科医院でチェックしてもらいましょう。

(nico 2022.05より)

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NewsLetter 2023年2月号

NewsLetter 2023年2月号

歯根破折で歯を失わないために!

歯根破折とは、歯の根が割れたり折れたりしてしまうことをいいます。

この歯根破折は「神経を取ってある歯」に起こりやすく、発症してしまうと歯を残す治療は困難となり抜歯になってしまうことがあります。なぜ「神経を取ってある歯」に歯根破折が起こりやすいのかというと、神経を取ることで歯は死んでしまいもろくなってしまうからです。神経がある健康な歯と神経のない歯における破折しやすさを比較した研究によると、神経のない歯の破折による喪失リスクは、前歯で1.8倍、奥歯で7.4倍も高くなるといわれています。

歯の神経を取る治療は、むし歯が深くまで進行してしまった場合に行われることがあります。むし歯はよほど進行しないと痛みが出ないので、歯科医院での定期健診による早期発見早期治療が肝心です。むし歯の進行具合によって治療方法は異なり、初期むし歯のうちに発見し、進行を止めることができれば歯を削る必要はありません。また、穴のあいたむし歯でもそれほど進行していなければ神経を取らずに治療することが出来ます。

手遅れにならないために、痛みがなくても定期的な受診をお勧めします。

いの歯科医院 歯科衛生士 裏田雅枝

参考文献:nico/2022.10

歯磨き後の飲食は30分あけて!

フッ素入り歯みがき剤に含まれているフッ素(フッ化物)は、お口の中にとどまることで歯の修復促進をはじめとしたむし歯予防効果を発揮します。歯みがき後、すぐにお水やお茶を飲むと、お口からフッ素が流れ落ちてしまいます。そのため、歯みがき後のうがいも少量の水で済ませます。歯みがき後30分間飲食しないことがフッ素の効果を引き出すポイントです。歯科でフッ素塗布を受けた経験がある方は塗布後30分は飲食しないように言われたことがあるかと思いますが、それと同じです。フッ素の効果を引き出すなら、食べたり飲んだりするのは30分あけてからにしましょう。

(nico 2022.03より)

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NewsLetter 2023年1月号

NewsLetter 2023年1月号

子供の発達と歯科治療!

子供は小さな大人ではないといった言葉を聞いたことがあると思います。子供は心身の発達途上にあり、大人とは違った固有の世界があります。
歯科治療も子供の発達段階に合わせて行う必要があります。
乳児期(0~1歳)では言葉の理解はほとんどありません。歯の外傷など救急を要する処置に対しては身体をタオルや専用の器具で固定する必要があります。
幼児期(1~5歳)では、言葉の理解はある程度あるものの手早く診療を終わらせることが大切です。3歳以降は言葉の理解がさらに進みます。治療の際には励ましたり褒めたりするのも有効です。
学童期(6~11歳)では、小学生となり社会性が増してくるので、治療に対し協力的になります。

このように乳幼児期での歯科治療はスムーズに出来ないことが多いものです。治療のためだけではなく、フッ素塗布などの予防処置から歯科医院に通い、歯科医院の雰囲気や先生・スタッフに慣れておくことが大切です。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:デンタルハイジーン/2022.11

「ムラ食い」は問題なのか?

食事には何をどれだけ食べれば良いのかという質と量の問題があります。子供は空腹を満たしたら、それ以上は食べません。子供は体調や運動量によってどこまで食べたら良いのかがわかる。だから日々食べる量が異なる。しかし、現在子供の肥満が増加ています。加工されていない肉や魚、野菜など自然な状態の食べ物は食べ過ぎることはありません。加工されていてそこに砂糖が加わると、どこまで食べたら良いのかわからなくなってしまうのです。

(デンタルハイジーン 2022.11より)

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NewsLetter 2022年12月号

NewsLetter 2022年12月号

妊娠中に歯医者を受診しても大丈夫?

「妊娠中に歯の治療はできますか?」「妊娠中でも定期健診は受けられますか?」といった質問をされることがあります。妊娠中でも安定期の間であれば問題なく受診していただけます。

妊娠するとお口の中に変化が見られます。これは女性ホルモンの分泌量の増加によるもので、歯ぐきからの出血、お口のネバつき、口臭が気になるなどがよく聞かれます。つわりで今までと同じようには歯みがきができなくなったり、間食が増えたり、酸味のあるものを食べたくなるせいで、むし歯にもなりやすくなってしまいます。また、歯周病は早産や低体重児出産のリスクを高めると言われていてます。

定期健診では、歯石を取って歯周病のケア、変化した生活習慣や口腔内に対して日々のセルフケアの仕方など指導してもらう事ができます。また、むし歯の治療が必要になった時に心配なのがレントゲンや麻酔の使用です。どちらも、赤ちゃんへの影響は心配ないと報告されています。(慣例により当医院ではレントゲン撮影は行いません。)麻酔を使用せず痛みを我慢しながらの治療はかえってストレスとなってしまいますので、納得した上で麻酔を使用してもらいましょう。

生まれてくる赤ちゃんのために、お口の中のケアはとても大切です。ぜひ安定期に定期健診を受けましょう。

いの歯科医院 医療事務 小林万希子

参考文献:nico/2022.09

「誰かとの食事」の思わぬ効果!

高齢化の進む日本では、高齢者の痩せすぎが大きな問題となっています。痩せすぎは高齢者の体調不良や病気につながり、死亡リスクを高めることが明らかになっています。これを防ぐ有効な方法は「誰かと一緒に食事をすること」です。65歳以上の高齢者を3年間追跡調査した結果で、誰かと食事をする機会が少ない人は体重減少のリスクが高くなることが報告されているのです。コロナのことも気になりますが、近くに住んでいる独り暮らしの親族などがいらっしゃれば、一緒に食事を心かけてみてはいかがでしょうか。

(nico 2022.10より)

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NewsLetter 2022年11月号

NewsLetter 2022年11月号

被せ物が取れた時は早めの受診が大切です!

被せ物や詰め物が取れてしまった時に、反対側で噛めるからとそのままにしていませんか。しかし取れた状態のまま反対側で噛み続けていると、今度は反対側に入っている被せ物や詰め物が取れてしまうなどのトラブルが起きる可能性があります。

被せ物や詰め物は歯科用セメントで歯と接着しています。このセメントは充分な強度がありますが、それでも長期間使っていくうちに徐々に劣化が起こってきます。そして片側の被せ物が取れた時に、反対側ばかりで噛むようになると歯への力のかかり方が変化します。使っている側にかかる噛む力が増し、そのまま片側で噛み続けることによってセメントが劣化しやすくなり、やがて被せ物や詰め物が取れてしまうのです。

被せ物などが取れてしまったときは、取れてすぐであれば、もう一度戻せることがあります。また取れたまま長期間放置すると、土台となっている歯がむし歯になります。被せ物や詰め物が取れた時は早めに歯科医院で診てもらいましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 辰喜 光

参考文献:nico/2022.07

歯の数と閉じこもりの関係?!

歯の数が減ると噛みにくい食べにくいだけではなく、認知症のリスクや死亡率が高まるなどの影響が出てくることがわかっています。それに加え、今高齢者の方に増えているのが閉じこもりです。
歯が無いお口を人に見られるのが嫌になってくると、人と会うのを避けがちになり外出頻度が減り閉じこもりやすくなります。そして閉じこもることで人と話さなくなり、お口の筋肉が衰えたり歯みがきの回数が減ってむし歯などになったりとお口の中にも影響していきます。このように歯を失うと様々な影響が出てくるため、お口や身体の健康のためにも残っている歯を大切にしましょう。

(nico 2022.07より)

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NewsLetter 2022年10月号

NewsLetter 2022年10月号

がん治療にも歯科が役立ちます!

がんは今や死因の第1位です。2人に1人は一生のうちに何らかのがんにかかる時代といえます。
しかし、がん検診の広がりにより、がんが早期発見早期治療される確率は増加していて、がん治療のレベルも向上しています。
がん治療は、①手術②放射線治療③抗がん剤治療④緩和ケアが、4つの柱となっています。そのいずれの場合でも歯科はお役に立つことが出来ます。

がんの手術の際は、全身麻酔のもと人工呼吸用チューブを挿入します。チューブを挿入する際に歯が折れたり、抜けたりすると窒息の危険があります。また、チューブを通す時にお口の中が汚れていると、手術後に肺炎などの合併症を起こしてしまうことがあります。
また、放射線治療や抗がん剤治療では、口内炎ができやすくなります。口内炎はお口の中の細菌が多いほど悪化しやすくなります。抗がん剤でからだの免疫が抑制されている状態ではなおさらです。
治療中、治療後の合併症や副作用を少しでもやわらげることに歯科が役立つことがあります。

健康なときから定期的に歯科に通うことは、むし歯や歯周病のリスクを減らし将来的に自分の歯を残せる可能性を高めます。がんになってしまった時に歯科は強い味方ですが、何もないときから定期的に通い、いざというときの「転ばぬ先の杖」としましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:nico/2022.08

スポーツ指導者の方へのお願い!

「休憩時間にガムを」などとお願いしたら、「プロ選手みたいな」と思われるかもしれません。運動中に消費される糖を補給しなければ、血糖値が低下し疲労が増すだけではなく、頭がボーッとしてケガをしかねません。しかし、スポーツ選手の歯を守るには、むし歯菌の出す酸を中和し、歯にミネラルを運び修復してくれる唾液の力を借りるのが1番です。ポイントはシュガーレスガムを選ぶこと。カルシウム成分、お茶由来のフッ素配合のものがおすすめです。

(nico 2022.08より)

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NewsLetter 2022年9月号

NewsLetter 2022年9月号

若い人でも歯周病になります!

歯周病は年配の人がなる病気と思われがちですが、若い人でもなることがあります。歯周病はプラークという細菌のかたまりによる感染が元で起こる病気なので年齢にかかわらず、プラークが長く付着し続けた場所で進行します。

中学生や高校生でも口臭が強かったり歯みがきで出血するなら歯周病になっている可能性があります。歯と歯ぐきの境目に溜まったプラークが臭いの元になったり、歯ぐきに炎症を起こしますが、ほとんどの場合痛みはなく気づきにくいです。

今歯周病になっていなくても、将来歯周病になるリスクが高い人もいます。それは、ご両親兄弟姉妹、祖父母まで含めた遺伝的要因や糖尿病などの全身的要因、そして喫煙などの生活習慣などにより、プラークに対して感受性の強い人です。そうした人が、いったん歯周病になると若くても重症化しやすいので特に予防が大切です。

歯周病は患者さん自身でプラークを落とせるようになることが大切です。日々のセルフケアに加え、定期健診でご自身のお手入れの状態や歯ぐきの状態を把握しましょう。定期健診を受けていると、歯周病になってしまった時にできるだけ早い段階で発見対応することが出来ます。ご心配な方はいつでもご相談下さい。

いの歯科医院 歯科衛生士 裏田雅枝

参考文献:nico/2022.05

乳歯はいずれ抜けるからむし歯の治療は必要ない?

乳歯のむし歯は、「生え代わるから大丈夫」ではありません。むし歯の大きさやむし歯のできる時期によっては、乳歯の下で育つ永久歯に影響を与えてしまう事があります。むし歯がある環境に生えてきた永久歯はむし歯になりやすいです。むし歯かあるためによく噛めなかったり発音しにくいと、「食べる」「話す」という重要な機能が育つ妨げになってしまう恐れもあるので早めに治療しましょう。また、早期に乳歯を失うと永久歯の歯並びにも影響します。
むし歯のあるなしにかかわらず、乳歯が生えたらかかりつけ歯科医を作り健康なお口の状態を維持していくことが大切です。

(nico 2021.01より)

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NewsLetter 2022年8月号

NewsLetter 2022年8月号

抗血栓薬と歯科治療!

「血液をサラサラにするお薬」、これを抗血栓薬といいます。血栓(血のかたまり)ができるのを抑制するお薬ですので、脳梗塞や心筋梗塞の既往歴がある方の多くがこのお薬を処方されています。抗血栓薬の中でもよく知られているのが「バイアスピリン」や「ワーファリン」です。

実は今から40年以上前は、外科治療を受ける際には抗血栓薬の服用を止めてもらうのが常識でした。例えば歯科医院では抜歯です。しかし、1998年では、「血栓が形成された場合、8割が死に至る。」という非常に怖い論文が発表されました。それ以降は「治療のために休薬しない」という方が一般的になっています。昔、歯を抜いた時に休薬したことがあったとしても、今も同じようにするとは限りません。

皆さんにお願いしたいことは、ご自身の判断で服用を中止しないで下さいということです。休薬が必要な場合は、主治医の先生に確認をしたり、必ずこちら側から指示を出します。

薬を飲まなかったことが影響し、心筋梗塞や脳梗塞を起こしてしまっては元も子もありません。

いの歯科医院 医療事務 小林万希子

参考文献:nico/2022.06

電動歯ブラシと歯みがき剤!

電動歯ブラシをお使いの方、歯みがき剤は何を使用されていますか。
普通の歯ブラシに使うものと同じにしていませんか?通常使っている歯みがき剤には研磨剤が入っていることが多いのですが、磨く力が強い電動歯ブラシだと長期使用で歯を痛めてしまうことがあります。電動歯ブラシと共に使う際はメーカーが推奨しているものや「研磨財無配合」「低研磨性」などと書かれているものが良いでしょう。

(nico 2022.05より)

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NewsLetter 2022年7月号

NewsLetter 2022年7月号

受動喫煙はお口にも影響する?!

タバコが健康に悪いことはよく知られています。さらにタバコを吸っている人は歯周病が進行しやすかったり、歯周病の治療をしても治りにくくなってしまうことがわかっています。それは喫煙によって歯ぐきの血管が変化し、酸素や栄養、免疫細胞を運ぶ機能が低下するからです。

そして自分は吸わなくても、他人のタバコの煙を吸ってしまう「受動喫煙」の場合は、自分でタバコを吸うよりも煙の量は少ないですが、やはり体には有害です。親のタバコの煙を子供が吸うことで喘息が治りにくかったり、家族の発がんリスクが高まることも知られています。

また受動喫煙は、お口の中にも影響を与えます。歯周病のリスクを高めるだけではなく、むし歯のリスクを高める可能性も報告されており、受動喫煙の機会が無い人よりも歯を失うリスクは高くなってしまいます。

このようにタバコは吸っている人だけに留まらず、その周りの人の身体やお口の環境に悪い影響を与えてしまいます。その為少しでも悪い影響を減らせるようにできるだけタバコは避けましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 辰喜 光

参考文献:nico/2022.04

使っているのはどっち?液体ハミガキと洗口液!

液体ハミガキと洗口液はどちらもよく似たボトルに入っていて、ドラッグストアでも同じ棚に並んでいるので混同してしまう方が多いかもしれません。しかし液体ハミガキは「歯みがき前に使う」、洗口液は「歯みがき後に使う」という違いがあります。液体ハミガキのつもりで洗口液を使っていたり、その逆をしてしまうとせっかく使っていても成分が効果を十分に発揮できなくなってしまいます。その為その製品がどちらなのかはラベル記載されているので買われる時は間違えないように気をつけましょう。

(nico 2022.04より)

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NewsLetter 2022年6月号

NewsLetter 2022年6月号

食べる姿勢について!

「食べるのに時間がかかる。」「噛まずに丸飲みしている。」「食べる時にクチャクチャ音がする。」など、お子さんの食事に関しお困りごとを抱えている親御さんが増えています。原因は複合的ですが、まず気をつけていただきたいのが「食べる時の姿勢」です。安全に食べるために、そしてお口の機能と歯並びを育てるために大切な「食べる姿勢」についてお話しします。

飲み込む時に顎が上がっていると、食べ物が気管に入りやすくなります。顎を引いて飲み込むようにすると誤嚥防止になります。
猫背になっていると口の周りの筋肉が動かしづらくなります。背筋が伸びた良い姿勢だと体幹が安定するので、お口の周りの筋肉や顎をリズミカルに動かしやすくなります。つまり、前歯で噛み切って奥歯でしっかり咀嚼することが出来るのです。

また、足の裏が床についていないと飲み込みづらくなります。飲み込む時は1回息が止まり、気管が塞がって食道が開きます。一瞬緊張状態になるわけで、そのため足の裏が床についていた方が踏ん張れるので、飲み込みやすくなります。食べることは手と目と口の協調運動です。机の高さがあっていないと、手が動かしにくいので食べにくくなります。

机や椅子の高さを調整し、正しい「食べる姿勢」で食事が出来るようにしましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:nico/2022.04

歯周ポケットの汚れ!

歯ぐきの溝の中はプラーク(細菌の塊)が溜まりやすい場所で、溜まったプラークは歯周病の原因になります。そのため、この部分を注意して磨いている方も多いことでしょう。ですが、歯ブラシでは溝の中のプラークは完全に取り切れません。しかも、溝の中に無理に毛先を入れて磨くと歯ぐきが傷つきやせて、むし歯になりやすい歯の根が露出してしまいます。歯みがきの時に歯ぐきが痛くなるような磨き方は要注意です。

(nico 2022.04より)

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