NewsLetter 2023年11月号

やってみよう、鼻うがい!

喉の痛みや違和感は、口の奥つまり中咽頭に症状があると思われがちですが、実は口を開けても見えない上咽頭の炎症によるものです。
上咽頭は鼻と喉の境目で内視鏡などの特殊な機械でしか見る事ができない左右の鼻から吸った空気が合流する場所です。
上咽頭近くに舌咽神経あるため中咽頭の痛みと錯覚するのです。

喉が不調な時にはガラガラうがいをします。しかし、風邪予防により効果的なのはガラガラうがいよりも「鼻うがい」なのです。一般的に行われているガラガラうがいでは中咽頭までしかうがい薬が届きません。一方鼻うがいは上咽頭に付着した細菌やウイルスなどの洗浄が可能で、これが重要です。

というのも上咽頭は空気を体に取り込んだ時の関所としての役割があり、病原体などと戦う免疫細胞が待機する場所なのです。くわえて上咽頭は中咽頭よりも菌やウイルスが溜まりやすいという特徴があります。そのため上咽頭に炎症が長引くと(慢性上咽頭炎)、免疫細胞が正常に機能しなかったり、近くにある迷走神経が刺激されて脳の機能低下を起こし、様々な全身の不調に繋がる事がわかっています。

全身とお口の健康のために、喉と鼻をスッキリさせておく事はとても大切です。コスパの良い健康法「鼻うがい」にチャレンジしてみませんか。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:nico/2023.08

血糖値とマウステーピング!

糖尿病はインスリン(血糖値を下げるホルモン)が充分に働かず、血糖値が上がってしまう病気です。口呼吸すると体の中が低酸素になりインスリンの働きが落ちて血糖値が上がりやすくなります。
マウステーピングは、寝ている時の低酸素を改善するので、インスリンが働きやすくなり、自然と血糖値が下がってくるのです。血糖値がなかなか下がらない方は、マウステーピングをしてみてはいかがでしょうか。
(マウステーピングとは、就寝時に開口し口呼吸とならないよう紙テープなどでお口を閉じ鼻呼吸を促す行為のこと)

(nico 2023.06より)

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