6月 1 2025
NewsLetter 2025年6月号
口呼吸の見つけ方!
口呼吸は身体に様々な不調を起こしますが、口呼吸をしている人のほとんどは口呼吸の自覚がありません。もし、ご自分が口呼吸かどうかを確認したいと思った時には、見つける方法がいくつかあります。
まず、お口の中やお口の周りの症状から見つける方法です。口呼吸をすると前歯の唇側が着色しやすくなります。歯ぐきが腫れ、歯石も付きやすくなります。歯の表面には汚れも付きやすくなり、むし歯や歯周病、口臭などの原因にもなります。また、口呼吸だと唇が乾いてひび割れや皮がむけやすくなるため、リップクリームが手放せない方は口呼吸をしているサインです。
他には、口呼吸から起きるお口以外の症状や病気から見つける方法です。口呼吸をすることで引き起こされたり、症状が進む病気は多くあります。口呼吸で口の乾きが続くと誤嚥性肺炎のリスクが上がるため、誤嚥性肺炎を繰り返しやすい方は口呼吸の可能性があります。また、頭痛・高血圧・糖尿病・リウマチ・その他にも多岐にわたりあげられますが、これらは口呼吸を鼻呼吸にすることで症状が改善されてくることがあります。
このように口呼吸による身体への影響は多いため、ご自身が口呼吸かどうか一度気にしてみるのも良いでしょう。
いの歯科医院 歯科衛生士 辰喜 光
参考文献:nico/2025.03
歯の色が変わる原因!
歯は白いものというイメージがありますが、現実にはそれほど白いものではありません。人の肌の色が異なるように、歯の色も人により異なります。色が変わる原因はいろいろあり、プラーク(細菌の塊)の付着や飲食物に含まれる色素などで「着色(歯の表面の色の変化)」したり、むし歯や加齢などで「変色(歯の内部からの色の変化)」するなど様々な要因で変化します。歯科のクリーニングでは「変色」は落とせませんが、「着色」は除去できるものもあります。歯の色の変化が気になった時は、歯科医院へ相談してみましょう。
(nico 2025.04より)