NewsLetter 2023年5月号

マウステーピングで口呼吸予防!

新型コロナウイルス感染症対策によるマスク生活が長引いていますね。マスクの下でも鼻呼吸をしたほうが良いのですが、おしゃべりやカラオケをする機会が減り、お口の周りの筋肉が弱っていて、口呼吸になっている方もいるでしょう。
また、自覚症状はなくても、寝ている間に口呼吸になっている方もいます。これを簡単かつ確実に予防してくれるのが「マウステーピング」です。

マウステーピングの歴史は古く、1952年のアメリカ歯科医師会雑誌には「マウステーピングが口の乾燥を防ぎ歯周病を予防する。」という論文が載っています。日本では歯科大学の歯周病の教科書で「口呼吸予防にマウステーピング」が紹介されています。
実は、プロのアナウンサーや歌手も、風邪の予防や喉の乾燥防止のためにマウステーピングを愛用しており、睡眠の質が良くなることも期待できます。

みなさんも朝起きた時に、お口が乾いている場合や、喉がイガイガして「もしかして口呼吸しているかも?」と思い当たった方は、ぜひマウステーピングを試してみてください。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:nico/2023.02

歯周病検査はいつするの?

歯周病治療開始前の歯周病検査では、「どこがどの程度悪いか?」「進行スピードはどうか?」を把握するために行います。治療後には、「どのくらい良くなったのか?」「どこにリスクが残っているのか?」を調べるために、再度歯周病検査を行います。これによって、「さらに治療を続けるのか?」「メインテナンスに移行するのか?」を決めることになります。メインテナンスでも、「どこかに問題が出ていないか?」をチェックするために歯周病検査を行います。

(nico 2023.02より)

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