6月 1 2023
NewsLetter 2023年6月号
歯が抜けた場所を放置するのはやめましょう!
歯周病やむし歯で歯を失ってしまった所を長い間そのままにしてはいませんか?歯が抜けた場所が長い間放置されていると、その空いたスペースに周りの歯が動いてきてしまうことがあります。
歯が動く理由としては、歯にかかる力があります。歯というのは、それ単体で今の位置に並んでいるわけではありません。唇、頬、舌からの力、隣や噛み合う歯からの力、噛んだ時の力、姿勢やお口の癖による力など、外部から加わる力のバランスが取れる位置に歯は並んでいます。歯を失ってしまうことで、この力の均衡バランスが崩れてしまうと、歯が動き、歯並びも乱れはじめてしまいます。
その結果として、隣の歯が空いたスペースに倒れてきたり、向かいの歯が飛び出してきたり、さらには歯並び全体に影響が出てしまうこともあるのです。
もしそうなってしまった場合、歯を補う治療を行う際にとても大変になってしまい、治療期間も長くなってしまうことがあります。
それらを防ぐためにも歯を失った時はそのまま放置せず、すぐに歯科医院で治療を受けましょう。
いの歯科医院 歯科衛生士 辰喜 光
参考文献:nico/2022.12
過剰歯ってどんな歯?
普段使う歯ブラシの他に歯と歯の間をみがく道具の1つに歯間ブラシがあります。歯間ブラシの使用においてはサイズの選択が極めて重要で、歯と歯の間の隙間を軽い抵抗で通過出来るものを選びます。隙間に対してブラシが小さいものを選ぶと汚れがきちんと落とせず、また大きすぎると歯や歯ぐきを傷つける恐れがあります。今お使いの歯間ブラシのサイズがご自身に合っているのか気になった時は歯科医院でチェックしてもらいましょう。
(nico 2022.05より)