11月 1 2014
NewsLetter 2014年11月号
インプラントを快適に使い続けるために!
歯を失った時の選択肢としてインプラントを考える人が増えています。インプラントは歯槽骨にインプラント体を埋め、その上に、金属、セラミックなどのパーツを組み立てて人工歯を作る治療です。
歯槽骨に埋めたインプラント体が、歯槽骨にしっかり結合することで機能も形も天然歯のように、噛む力がくり返しかかっても耐えられる耐久性が生まれます。
しかし、インプラントと天然歯には大きな違いがあります。インプラントには歯槽骨と歯根との間にある歯根膜がありません。歯根膜は細菌や力のダメージから歯槽骨を守っています。
インプラントは歯根膜がない分、細菌の塊であるプラークを取り除き、余分な力が加わっていないか定期的に歯科医師のチェックを受ける必要があります。
いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子
参考文献:nico/2014.06
超音波スケーラ
歯石を取る時に「キュイーン!」という音をたてるあの機会が超音波スケーラーです。たくさん付いている歯石を取ったり、歯周ポケットの中に入り込んだバイ菌をやっつけたりします。チップから出る水は、超音波を歯石に当て続けた時に起きる摩擦熱で歯がやけどしないようにするためや、歯の表面に付いた歯石や汚れを引きはがします。普段の歯磨きだけではきれいに出来ないところをきれいにします。
(nico 2014.06より)