NewsLetter 2024年7月号

「座りすぎ」が良くないってホント?

「座ってばかりいる生活」は、実は病気になりやすく寿命にも悪い影響を与えるということをご存じですか?現代人は「座りすぎ」の傾向が強いといわれています。長時間座ったままでいると、短期的・長期的に私たちの身体に悪影響が出てきます。
国内外の研究から死亡率や癌、認知症、糖尿病、肺塞栓症、心肺機能の低下など様々な健康リスクが上がる傾向がみられます。なぜ座りすぎが健康リスクをあげてしまうのでしょうか?

それは、座った状態でいると血流の低下により、血圧の上昇や糖代謝の低下によって血中糖脂質の増加や血管の健康状態を維持する血管内皮機能の低下が起こるからなのです。また、身体的な健康リスクだけではなく、不安症やうつ病のなりやすさにも影響を与えるといわれています。
ちなみに、1日8時間以上座っている日本人は3~4割ほど。デスクワークの人ほど座りすぎの傾向があるようです。

この機会に普段の生活を見直してみませんか。例えば、車移動を徒歩にしたり、家の拭き掃除を増やしたりなど、少し「不便」な生活を取り入れてみるのも良いかもしれませんね。

いの歯科医院 医療事務 小林万希子

参考文献:nico/2024.04

歯周病は薬で治りません!

「何か歯周病に効く薬はないの?」と、思っている方がいるかもしれませんね。しかし今の科学では、塗れば治る、飲めば治る、そういった薬はありません。一時的にお口の中の細菌を減らせるうがい薬などはありますが、歯周病を改善する唯一の道は「プラーク(歯垢)の除去」です。セルフケアと歯科医院でのメインテナンスがとても大切なのです。

(nico 2024.03より)

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