NewsLetter 2014年12月号

夜間の歯ぎしりどうしたらいいの?

夜寝ている間に歯ぎしりや噛みしめをしている方はたくさんいらっしゃいます。一説には成人の約8割がしているともいわれています。激しい歯ぎしりのために歯や顎に大きな負担がかかると歯が折れやすくなったり、治療していたところが壊れやすくなってしまうことがあります。

そこで、いかにして歯ぎしりを止めるかですが、これがなかなか難しい問題なのです。無意識にする歯ぎしりを意識して止めるのはなかなか出来ることではありません。それよりはナイトガードを使ったり、ぐっすり眠って歯ぎしりを減らす方がすぐに効果が出て得策です。歯型を採って作ったマウスピースを上あごに装着して寝ると、歯やあごにかかる負担を分散させることができ、被害を最小限に食い止めることができます。

また就寝中の歯ぎしりや噛みしめは、眠りの深さと関係していて、グッスリ快眠できると歯ぎしりの発生を減らすことがわかっています。そこで交感神経を刺激して眠りを浅くしてしまう深酒や、覚醒作用のあるニコチンを含むタバコを避けたり、睡眠中にイビキをかく方は、睡眠時無呼吸症候群を治してグッスリ眠れると歯ぎしりの発生を減らすことができます。

歯ぎしりでお悩みの方は、一度歯科医師に相談してみてはいかがでしょうか?歯ぎしりと上手に付き合っていきましょう。

いの歯科医院 医療事務 小林万希子

参考文献:nico/2014.11

青い光が出る器械はなあに?

むし歯の治療中、お口の中に青い光を当てられたことはありませんか?
これは光重合器といって、むし歯の穴に詰めたり、欠けてしまった歯などを修復する時に使う材料(コンポジットレジン)を光で固める器械です。この器械のおかげで歯を削る量が最少限で良くなり、その日のうちに白く詰める治療が手早く出来るようになりました。

(nico 2014.10より)

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