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NewsLetter 2013年4月号

NewsLetter 2013年4月号

大切な歯周病治療

「今困っているところの治療だけで良い。」「さっさと治療を終わらせたい。」そう思っている方は多いのでは?歯の治療も大切ですが、歯ぐきの治療もとっても大切なんです。インプラントやブリッジ、部分入れ歯を作る時などに歯周病治療を先にしておく事は、その後の治療をスムーズに進めるに当たってとても重要です。

どの歯が残せて支えにできるのかなど、周囲の歯のその後にもある程度めどがついてから治療計画を立てて実行するというのが、オーソドックスでバランスの取れた治療法なのです。

ただ急いで、インプラントやブリッジなどを入れても、少したって残っている歯がダメになったら、追加のインプラントが必要になったり、・・・と、治療が場当たり的になってしまいます。

インプラントは人工歯ですから、虫歯になりませんが、歯周病にはなるのです。歯周病は細菌感染で起きているので外科的に治療し、細菌を減らす必要があります。

また、周りの歯の歯周病を放置したまま計画性なく治療しても、すぐに追加のインプラントが必要となってしまっては、患者さんの負担もかえって増えてしまいます。治療は急いだり焦ったりしても良い事はありません、じっくり行きましょう。

いの歯科医院 歯科助手 小林万希子

参考文献:nico/2013.03

妊娠中の麻酔

安定期に入っていれば麻酔の使用は別段問題ないでしょう。麻酔薬自体は安全性も確認され、信頼されている薬剤です。麻酔をせずに痛みをこらえながら治療を受ける事の方が母胎にとってかえってよくありません。きちんと麻酔をし、無痛治療を受ける事が重要です。しかし、そもそも麻酔が必要になるような歯科治療は、X線撮影や外科処置を伴う事が多く、妊婦さんの精神的肉体的ストレスを考えると、妊娠前に処置を済ませておく事が望ましいと思います。

(nico 2013.02より)

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NewsLetter 2013年3月号

NewsLetter 2013年3月号

歯周病、痛みがなければ大丈夫?

歯周病は、日本人の成人約80%に何らかの症状があると言われている、いわば「国民病」です。罹患率が高いのは「よほど悪くならないと痛みが起きない。」という、歯周病の特徴も影響しているのではないでしょうか?

歯周病の始まりは歯肉炎です。これが徐々に進行すると歯周炎になります。歯周ポケットに入り込んだ歯周病菌が起こす病気です。歯周ポケットの中で炎症が始まり、その影響で歯槽骨が溶け、血や膿が出るなどしながら悪くなっていきます。血や膿が歯周ポケットの外に流れ出るため内圧が上がらず、歯の周りの痛みセンサーは圧迫されないため痛みが出にくいのです。

更に歯周病が進行すると歯周ポケットが深くなり奥で炎症が起こります。腫れた組織が膿によって内圧が高まり、外に出ようとする膿が周りの組織を圧迫し、やっと痛みが出るのです。その時には歯周病はかなり進行しています。

歯周病は早期発見早期治療が有効です。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:nico/2013.02

治療方法の選択は患者さんが主体です!

主に歯を失ったときに、どのようにしてどんな歯を入れるかという問題が起こります。それぞれの治療方法には、それぞれの特徴があり、長所短所があります。患者さんの症例やライフスタイルごとに選ぶ治療も違ってくるはずです。

まずは、患者さん自身の希望があれば、はっきりと医院側へ伝えて下さい。説明を受け、よく考えた上で治療方法を決めましょう。

(nico 2013.02より)

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NewsLetter 2013年2月号

NewsLetter 2013年2月号

くちびるが大活躍!

くちびるは、笑った時、泣いた時、怒った時、形を変えて表情を作ります。人はくちびるのおかげで、様々な感情を表現できます。でもどうしてあんなに形を変えられるのでしょう?

くちびるの一層内部には、「口輪筋」という筋肉があります。口の周りをグルグル取り囲んでいるのでこの名前がつきました。鳥には、「くちばし」はあってもくちびるはありません。ですから、鳥には表情がないのです。つまりこの口輪筋がくちびるの形を変え、表情を作っているのです。

それから、食事の時、ちょうどいい量を噛み切って口の中に入れるでしょう?噛み切る主役は「前歯」ですが、実は前歯だけでは食べ物をうまく口の中に運ぶことができません。例えば、スイカのように水分がたっぷりと含まれた食べ物を食べる時、くちびるは水分がこぼれないように働いています。

ストローで飲む時も、くちびるがなければ飲み物をうまく吸い取ることはできません。なんとか吸い上げても口からこぼれてしまいます。くちびるは表情だけでなく、食べたり飲んだりする時にとても大切な働きをしています。毎日大活躍です!

また、くちびるは上皮が薄く、毛細血管の血液が透けて見えるため赤くなっていて、貧血した時に赤みがなくなる(チアノーゼ)のは、そのためです。くちびるは体の状態を教えてくれる器官でもあるのです。

いの歯科医院 歯科衛生士 星菜々子

参考文献:nico/2012.11

プチ審美!

現在では、歯の健康と寿命を考えて治療範囲を最小限に抑え、可能な限り小さな処置で最大の効果を上げていこうという治療法が広く浸透してきています。

歯の健康を大切にしながら、「ちょっときれいになる治療」をし、あるいは、口元をちょっときれいに治す時、同時に歯の健康も守りましょう。

「審美治療」は、ほとんどが自費治療です。詳しくは歯科医師にご相談下さい。

(nico 2012.11より)

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NewsLetter 2013年1月号

NewsLetter 2013年1月号

誤嚥性肺炎

飲み込む機能の低下によって引き起こされる問題として、近頃注目されているのが「誤嚥性肺炎」です。

飲み込む力も、むせる力も弱くなって、食道へ流れるはずの唾液や食べ物、飲み物が、誤って気管から肺へと入ってしまう事が原因で起きる肺炎です。

人間は空気の通り道(気管)と食べ物の通り道(食道)が、喉のところで交差しています。つまり、もともと誤嚥をしやすい構造になっているのです。

しかし幸いな事に、筋肉が働き気管の入口に素早くフタをして、食道の方へと流れを切り替える「飲み込み機能」が発達しているため、おかげでゴックンとスムーズに飲み込む事ができます。また、食べ物がうっかりと気管に入りそうになると、反射的に「むせ」が働き気管に入り込むのを防ぎます。

年をとるとこういった働きをする機能が低下します。そうするとむせが起きにくくなり、気管へ食べ物がするりと入っていきます。これが誤嚥性肺炎の原因です。

老後を元気に過ごすには、飲み込み機能をうまく維持する事が重要なポイントです。維持するのに効果的なエクササイズの1つとして、「大きく思いっきり口を開けて10秒キープ!!」それを1日に5回2セット。

ぜひ皆さんもやってみて下さい、元気なうちからの心がけが大切です。

いの歯科医院 歯科助手 小林万希子

参考文献:nico/2012.12

乳歯のすきっ歯は大事!

永久歯が生え始めるのは6歳頃からですが、3歳~6歳頃までの間に、歯が植わっているあごの骨が大きく成長します。そのせいで土台のスペースが広がります。歯と歯の間に隙間が開いてくるのは、将来永久歯が並ぶために必要なスペースなのです。

今は隙間が気になったりするかもしれませんが、将来きれいに歯が並ぶ準備かもしれません。楽しみですね!

(nico 2012.10より)

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NewsLetter 2012年12月号

NewsLetter 2012年12月号

難しい歯の根(神経)の治療

神経(歯髄)とは、栄養や水分を歯に供給する大切な器官です。歯からあごを通り、そして脳へとつながる高性能センサーとしての役割を担っています。

しかし、むし歯などが原因で歯の内部に細菌が入り込むと、神経が細菌感染を起こします。こうなると感染した神経を取り除かざるを得ません。これが「根の治療」です。歯の内部で繁殖した細菌を器具や薬剤を使って徹底的に取り除き密閉する治療です。
根の治療は、技術的に非常に難しいものです。小さな歯の中の細かく枝分かれしている神経の通る管を探し出す事は難しく、さらに治療器具が届かない管もあって、治療が困難な歯も多くあります。また、根の先に炎症のある歯の再治療は更に難しくなります。

歯の治療に至る事がないように歯科医院で定期的にチェックし、治療が必要なむし歯は早めに治すようにしましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:nico/2012.10

子供にキスはダメ?

むし歯は感染症です。生まれたての赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌はいません。育ってくる過程で後天的に周りの人からむし歯菌をもらっているのです。

むし歯の多い方のお子さんにむし歯が多いと、「歯が弱いのが似た。」なんてよく言います。でもそういう時は、親御さんのお口にたくさんいるむし歯菌が、お子さんへたっぷり感染した可能性があります。

お子さんのスキンシップを制限するより、ご両親が歯科医院で定期的に健診と歯のクリーニングを受け、ブラッシング指導もしてもらいましょう。お口の中のむし歯菌がグッと減ります。

(nico 2012.10より)

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NewsLetter 2012年11月号

NewsLetter 2012年11月号

タバコと歯周治療

タバコが体に悪いという事は、皆さんご存じですよね。でも、タバコが歯の病気を悪化させ、しかも治療の成果にまで悪影響をおよぼすって、ご存じでしたか?

例えば、現在日本人の成人の8割以上に何らかの症状があるという歯周病。タバコを吸っている方の場合、免疫機能が充分に働かないため、歯周病との戦いに負けやすく、症状の悪化が加速されます。

また、タバコを吸うと歯にヤニが付きます。見た目に悪いのも困りますが、歯周病の原因となる細菌の塊のプラークは、ヤニに付着しやすくなります。ツルツルの歯面ならプラークが付いても、歯ブラシで容易に落とす事ができます。でも、ヤニが何重にも付着してザラザラになった歯面は、プラークの中にいる細菌にとって格好の足場となり、落としにくくなってしまいます。その後、プラークは歯石となり、その上にさらにプラークが付着していきます。こびりついたヤニで歯の裏が真っ黒なら、歯周病の重大なリスクを抱えているのです。

喫煙習慣は、ニコチンが引き起こす依存症です。ご自分の意志の力だけで止めようとしても、なかなか難しいものです。しかし、現在は病院で禁煙治療薬を保険で処方してもらえますし、薬局でニコチンパッチを購入できます。禁煙をしてきれいな歯と、健康なピンク色の歯ぐきを手に入れましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 星菜々子

参考文献:nico/2012.07

歯はいつできる?

人はお母さんのおなかの中で10ヶ月くらいかけて成長し生まれてきます。生まれたての赤ちゃんのアゴの骨の中では、すでに全ての乳歯と一部の永久歯が作られはじめています。

赤ちゃんに強い歯や骨をプレゼントするにはカルシウムが必要です。お母さんはおなかの赤ちゃんのためにも、カルシウムなどの栄養をバランスよく摂るようにしましょう。

(nico 2012.08より)

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NewsLetter 2012年10月号

NewsLetter 2012年10月号

糖尿病と歯周病

糖尿病と歯周病が関係あると知っていますか?

「糖尿病の人は歯周病になりやすい」、「歯周病の人は糖尿病になりやすい」と、はっきり解明されているのです。では、なぜ歯周病と糖尿病は互いに悪さし合うのでしょうか?

歯周病という事は、慢性的に炎症が口の中にあるという事ですよね。細菌や炎症物質の貯蔵庫が常に存在していて、そこから体に送り込まれている事になります。その貯蔵庫から出る炎症性物質には、インスリンの働きを低下させる作用があるのです。よって歯周病になると、なかなか血糖値が下がらなくなってしまうわけです。

また、糖尿病になってしまうと、体の抵抗力が落ちてきます。細菌をやっつける力が弱まるので感染しやすくなり、炎症性物質もジャンジャン作られてしまうのです。つまり糖尿病になると歯周病になりやすい!負の連鎖なのです。

これが片方を放っておくと、片方も治りにくい仕組みです。ぜひ、知っておいて下さいね。

いの歯科医院 歯科助手 小林万希子

参考文献:nico/2012.09

初むし歯(Co:シーオー)

初期むし歯は、まだ穴が開いていないむし歯の事。特徴は白濁です。このCOは、唾液の再石灰化作用で元通りのきれいな歯に戻せるかもしれないのです。もちろん自分でのセルフケアも大切です。

歯みがき、フロスそして歯科医院での定期健診をきちんと受けてむし歯とさよならしましょう!

(nico 2012.08より)

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NewsLetter 2012年9月号

NewsLetter 2012年9月号

歯と歯の間の歯みがきは?

歯の表側や裏側は、くちびるや頬の粘膜、舌が擦れる事で、ある程度プラークが取り除かれます。また唾液が豊富に流れる事で、食べかすが洗い流されます。

一方、歯と歯の間は、くちびるや舌と接する事が無く、狭い歯と歯の間には、唾液も流れ込みにくいので、プラークや食べかすが取れる事は期待できません。

狭い歯と歯の間に歯ブラシの毛先が届く事も難しいのです。汚れが溜まりやすく、お掃除しにくい歯と歯の間は、むし歯や歯周病の危険地帯です。

そこで必要なのが、歯と歯の間を掃除する道具です。デンタルフロスや歯間ブラシがその代表と言えますが、多くの人が歯と歯の間の食べかすを取り除く事が、使う目的となっているようです。

歯と歯の間に残った食べかすを取るだけでなく、歯に付いたバイ菌のかたまりプラークを取り除く事も目的です。食べかすが取れたと安心してはいけません。デンタルフロスや歯間ブラシの正しい使い方を歯科医院では、お教えします。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:nico/2012.05

1日3回歯みがきしていても・・・!

最近は、昼食後も歯磨きする人が増えています。1日3回、毎食後歯磨きする人もめずらしくありません。しかし、歯磨きしているから大丈夫と安心していませんか?「四角い部屋を丸く掃く。」的な歯磨きでは効果は期待できません。プラークが溜まりやすい、歯と歯ぐきの境目を意識して磨くようにしましょう。

(nico 2012.05より)

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NewsLetter 2012年8月号

NewsLetter 2012年8月号

歯科治療中のごはん!

よく噛んで食べるのは本来とても大切な事ですが、頑張って噛んでアゴを鍛えようとすることが治療の邪魔をしてしまう事もあります。

例えば、仮歯が入っていたり新しい入れ歯の調整中の時には、仮歯が割れてしまったり、まだ慣れない入れ歯で歯ぐきを傷めてしまう事があります。先を急がず、無理をせず、軟らかいものをソッと食べ、段階的に普通の硬さへと進めていただく事でよりよい治療結果がもたらされます。とはいえ毎日おかゆばかりでは体調不良や口内炎、便秘など、さまざまな不調が起きてしまいます。

治療中で噛みにくい時は、つい肉類は避けたくなります。でも、肉類は魚同様、良質な動物性タンパク質源です。肉を軟らかく食べるコツは、牛豚のもも肉、ヒレ肉を使うならしゃぶしゃぶ用を使ったり、酢や酸味のある果物と調理すると軟らかくなります。

また、レトルト食品やゼリー飲料などを上手に使ってバランスよく栄養を採るようにしましょう。噛めないから食べないのではなく、噛めるように工夫をする事が大切です。

歯科治療中でも、全身の健康を守り、歯ぐきや歯を支える骨の健康を順調に回復させるという目的のために、そして心のゆとりのためにも、レトルト食品やごく簡単な工夫を調理に取り入れて必要な栄養素を取り、食べる楽しみもできるだけ損なわずにお過ごしいただきたいものです。

いの歯科医院 歯科衛生士 星菜々子

参考文献:nico/2012.06

水分補給で歯が溶ける?!

これからの季節熱中症対策のためには、こまめな水分補給が大切です。ただし、炭酸飲料やスポーツドリンクは酸性の飲み物なのでこまめに「ちょこちょこ」飲むと、歯と酸が長時間触れ続け歯が溶けてしまいます。

水分補給は水やお茶で行い、炭酸飲料やスポーツドリンクを飲む時には一気に飲むようにし、飲んだ後には水で口をゆすぐようにしましょう。

(nico 2012.06より)

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NewsLetter 2012年7月号

NewsLetter 2012年7月号

フロス(糸ようじ)を使おう!

皆さんはフロスを使って歯のお掃除をしていますか?

歯と歯の間のお掃除にはフロスがお勧めです。なぜかというと、歯ブラシで一番お掃除のしにくい、歯と歯の間のコンタクトポイント(隣接点)をしっかり擦り、歯の歯面にピタリと沿って面状にお掃除できるのはフロスだけなんです。

隣接点にはほとんど隙間がありません。ですから歯間ブラシやインタースペースブラシでは汚れを落とすことができないのです。

ここでフロスの特徴を3つ紹介しましょう。
・密集した極細の繊維が歯面に着いたしつこい汚れをしっかり落とします。
・最もお掃除しにくい隣接点を通りしっかりと汚れを擦り取ります。
・歯の微妙な曲面にピタリとフィットして、広範囲の汚れを一度にお掃除します。

どうですか?なかなか目ではよく確認できない”隣接点の汚れ”、フロスを使ってみると驚く程よくわかります。きっと初めて使った方は、その汚れにびっくりすると思います。最初はフロスをするのが面倒だなと思っても、「フロスを使わないとなんだか気持ち悪いなぁ。」と思うようになってくるはずです。歯の表面や裏側だけでなく、隣接点の汚れもしっかりお掃除しましょう!

いの歯科医院 歯科助手 小林万希子

参考文献:nico/2012.05

口の中が乾く(ドライマウス)

ドライマウスは重症化すると食べ物を飲み込めない、味わえない、喋れない。生活の基本が奪われ、体力も気力も表情も一気に衰えてしまいます。

そこで大切なのが、唾液をを増やす生活習慣を意識することです。まず食事はよく噛んで食べましょう。より多くの唾液が分泌されます。唾液の分泌は年齢と関係ありません。「ちょっと最近口が乾くなぁ。」と思ったら、いつもより意識してよく噛んで食事をしましょう。

(「デンタルマガジン朝昼晩/29」より)

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