10月 1 2013
NewsLetter 2013年10月号
なかなか厄介なアフタ性潰瘍
アフタ性潰瘍とは皆さんが「口内炎」と聞いて真っ先に思い浮かべるあの痛い白い「ポツ」っとしたものです。アフタの特徴は痛みが強い事。食事が辛くなる事もあります。疲れている時やビタミン不足の時にできやすいと聞いた事がある方も多いのでは?
しかし、このアフタは様々な研究がされているものの、原因が明らかになっていないのです。ビタミンが足りているのにアフタができる方も多くいます。そのためビタミン剤を飲んでもなかなか治らないという事がよくあるのです。
アフタはいつの間にか治ってしまうものですが、まれに前ガン病変や全身疾患の症状だったという事があります。そこで皆さんに1番気をつけていただきたいのは、「ただのアフタだと思い込んで放置しない。」という事です。
アフタは通常できてから2週間もあれば自然に治ってしまいますが、2週間経っても治らない、症状がひどく、しばしばできるという場合は、まず歯科医院を受診しましょう。
お口以外(陰部の粘膜など)にも潰瘍がある場合は、ベーチェット病が疑われます。早期の治療が必要ですので我慢しすぎないようにしましょう。
いの歯科医院 歯科助手 小林万希子
参考文献:nico/2013.09
差し歯はむし歯にならない?
差し歯はむし歯を削って人工物のかぶせ物をしている歯です。かぶせ物の中にあるご自身の歯は、むし歯になる可能性が大いにあります。差し歯の中を自分で見る事はできません。見た目がきれいになっても油断は禁物!!歯科医院で定期的にメインテナンスを受けましょう。
(nico 2013.09より)