NewsLetter 2013年11月号

お口の変化に気づいていますか?

食べ物が歯に挟まる事はありますか?食べ物が歯に挟まるって、とても不快です。
「食べ物が挟まるようになった。」というのは、お口の中が何かしら変わってきているからです。歯と歯がピタッと接して並んでいると、食べ物が挟まって困る事はそうはないものです。

これまでなかった隙間ができてくるのは、歯周病が進んでいるからかもしれません。歯が植わっているあごの骨が歯周病で減ると、歯ぐきが痩せます。すると歯間に隙間が出てくるのです。骨が減って歯が動き出し隙間が開く事もあります。プラークや歯石を取って進行を止めなくてはいけません。歯周病って最初はちっとも痛くないので、なかなか気づかないものです。

歯が欠けたり、長く使ううちに金属の詰め物の周りが合わなくなり、食べ物やフロスが引っかかりやすいなんてこともあります。

今の歯科治療は、普段痛くない時から通っていただいて、大きく悪化しないように予防し、なるべく小さな治療、少ない治療で済むようにという方針に変わってきています。

食べ物が挟まるくらいなら、プラークも溜まりやすいはずです。今のうちにフロスや歯間ブラシの使い方も歯科医院で教わって、自分合う方法でお口をすっきりさせましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 星菜々子

参考文献:nico/2013.07

慢性腎臓病と歯科治療

腎臓は、体内の老廃物を体外へ追い出したり、血圧の調節や赤血球を作るホルモンの産生、強い骨を作る役割をする重要な臓器です。慢性腎臓病の患者さんは、高血圧、貧血、免疫力の低下が見られたり血が止まりにくい場合があります。
歯科治療の際、一段と配慮が必要ですので必ず申し出て下さい。

(nico 2013.07より)

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