2月 1 2018
NewsLetter 2018年2月号
子供の歯の異常!
子供の歯はむし歯だけでなく、様々な異常がかくれていることがあります。最近の子供達によく見られる歯の異常をご紹介します。
・永久歯の先天性欠如「永久歯の元になる歯胚がない。」
・異所萌出「永久歯の本来生えるべき場所ではない所に生えている。」
・埋伏歯「永久歯が顎の骨の中や歯ぐきの中に留まり生えてこない。」
・過剰歯「本来生える歯以外の歯が顎の骨や歯ぐきの中にある。または生えている。」
それぞれの異常を早期に発見することで、永久歯や大人になってからも影響する歯並び、噛み合わせのトラブルを防ぐことができます。
そのためには、成長が早い子供に合わせた定期的な検診が必要になります。治療のタイミングを逃さないようにしましょう。
いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子
参考文献:デンタルハイジーン/2017.12
抜歯とワーファリン!
ワーファリンは抜歯などの外科処置を行う際に注意すべき薬の1つです。
ワーファリンは、ビタミンKの働きを抑えることで、血管内で血液をかたまりにくくし、脳梗塞や心筋梗塞を予防する薬です。
以前は血液が固まりにくくなるため、ワーファリンの服用を一時休止したうえで抜歯処置を行っていましたが、現在は血液凝固能が一定に保たれていれば、ワーファリンを服用したままで抜歯などの処置を行う事が推奨されています。
(デンタルハイジーン 2018.01より)