NewsLetter 2024年3月号

その口内炎長引いていませんか?

口内炎とは、一般的にお口の中にできて痛みを生じる潰瘍を指します。潰瘍には種類があり、もっとも多く発症するのがアフタ性口内炎と呼ばれるものです。これは、お口の粘膜にできる小さな円形の潰瘍で、周囲は赤く中心部は白く見え、中央部がくぼんだ状態です。なかでも周期的にできるものは慢性再発性アフタと呼ばれます。

慢性再発性アフタは、日本人のお口の中の病気では、むし歯と歯周病の次に多いとされています。いまだ原因不明ですが、粘膜の傷、ストレスや疲労、栄養障害、性周期がアフタ発症の引き金とされ、その他にもウイルスや膠原病、薬剤が原因で生じる事もあります。そのため慢性再発性アフタのある方は、まずはお口の中を清潔に保ち、粘膜への傷、過度なストレスや疲労をなるべく避ける事が大切です。
口内炎は通常1~2週間程度で治ります。しかし2週間以上経っても治らない場合は、ウイルスや膠原病(こうげんびょう)が原因の潰瘍、入れ歯や歯によって付いた傷、あるいは口腔がんなど他の病気の可能性も考えられます。

見た目からはご自身で判断することはとても難しいため、歯科医院で診断してもらう必要があります。もし気になった時は早めに診てもらいましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 辰喜 光

参考文献:nico/2024.01

糖質の適正化をしましょう!

今や完全に定着した糖質制限という考え方。ただご飯やパンを食べなければ、その分肉は好きなだけ食べてもいい、炭水化物で糖質を摂ってない分、お酒の糖質はとってもいいと誤った解釈をしている人もいらっしゃるようです。
現在体重過多の方、糖尿病と診断されている方の多くは、糖質(炭水化物)を好む傾向が強いように思います。そうした方が摂りすぎている糖質を適切な量まで減らすのは糖質の適正化であり、とても有効です。
しかし全般に、極端に糖質を摂らない生活を続ける事は代謝のバランスを崩しますので、必要量の糖質は摂るようにしましょう。

(nico 2023.11より)

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