NewsLetter 2022年2月号

歯並びの悪いお子さんが増えている?

歯並びの悪いお子さんの中には、後天的因子によって歯並びが悪くなったと考えられる場合があります。

成人の正常な嚥下は、舌の上に食べ物のかたまりを集めた後、歯をしっかり噛み合わせ、舌を上あごに強く押しつけて、食べ物のかたまりを咽頭部に送り込みます。この正しい嚥下の動作を幼少期に習得できないまま成長していくと、歯並びが悪くなることがあると考えられます。舌が上あごではなく歯を押ししまえば、その力のかかり方に応じて、どんどん歯並びが歪められる可能性があります。

乳幼児期には、自分で見て、手でつかんで、口に持っていって、かじり取るという一連の動作の習得がとても重要だといわれています。
いつまでも一口サイズの柔らかい食べ物をスプーンで与え続け、いきなり大人と同じ食べ物に移ると、丸呑みにしてしまったり、間違った飲み込み方をしてしまうことがあると考えられます。

「口を閉じて両方の奥歯で噛む。」「足をつけて姿勢良く食べる。」「飲物は食事中は出さない。」なども食に関する大切なことです。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:デンタルハイジーン/2021.12

フレッチャリズム?!

フレッチャリズムを知っていますか?フレッチャーさんという人は40代の頃生命保険を申し込みましたが、肥満を理由に断られてしまいました。そこで、彼はライフスタイルを変え、100kgあった体重を74kgまで減らしたそうです。フレッチャーさんが提唱した原料理論が、「フレッチャリズム」です。徹底的に噛むことで食べ物の摂取量を減らし減量するというものです。

(デンタルハイジーン 2021.11より)

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