NewsLetter 2021年12月号

はじめは歯科医院に慣れることから!

小さなお子さんの歯科受診は、「泣いてしまうかもしれない。」「暴れたらどうしよう。」と、緊張してしまう親御さんは多いと思います。
しかし、歯が生えたばかりの小さなお子さんが泣いてしまうのは当たり前と言って良いでしょう。歯科受診の意味をおぼろげながら理解し始めるのは、だいたい3歳ぐらいからです。歯が生えたばかりのお子さんに、受診の意味を理解させてお口を開けさせ続けるのはとても難しいことなのです。

小さなお子さんにとって大切なのは、歯科という場所に慣れ「いつもの歯医者さんだ。」という信頼感を育てることです。その為にはかかりつけの歯医者さんを持ち、普段からお口の成長を見守ってもらうのが良いでしょう。「痛くない経験」から始まる歯科医院とのお付き合いは、歯医者さん嫌いを作らず気軽に歯科を受診できるようになるので、お子さんの将来のお口の健康にとってもたいへん重要です。
最初のうちは焦らずに少しずつ、ゆっくりと歯科医院にならしていきましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 辰喜 光

参考文献:nico/2021.06

フロスは歯と歯の間に通すだけ?

フロスを使っている方の中で、歯と歯の間に糸を通しているだけになっている方はいませんか?しかし単に糸を通すだけでは歯にくっついているプラーク(歯垢)はうまく取り除くことはできません。
プラークを取り除くためには、まず歯と歯の間に糸を通したら、糸を片方の歯の面に沿わせます。そして糸がピンと張るように押しつけ、上下に3~4回ほど動かします。片方の面が終わったら、反対側の歯の面も同じようにこすりましょう。こうすることで、糸を通すだけよりも格段にプラークを取り除くことができるのです。
もし、フロスの使い方に不安があったり、わからない事があれば気軽にご相談下さい。

(nico 2021.08より)

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