NewsLetter 2018年8月号

連結型の被せ物、ブリッジ!

歯を失うという経験は、誰にとっても辛いものですよね。歯が無いと食事に困る事も出てきます。歯を失った場所や本数、状態などで治療法は変わってきますが、その失った歯を補う方法の1つとしてブリッジという治療法があります。

ブリッジとは、歯を失った場所にダミーの歯を入れるための橋のように繋がっている被せ物であり、歯を失った場所の両隣の歯を支えとして、被せ物を被せます。

ブリッジは被せ物を被せるために支えとなる両隣の歯を削る事になりますが、歯のない場所に、ダミーの歯が入る事によって噛めるようになり、見た目も回復する事ができます。また、被せ物はしっかり固定してあるので違和感も少なく、噛んだ時には周りの歯に近い感覚で噛む事ができます。

一方でブリッジは本来あった歯が受ける力を両隣の歯で受けるので、その分負担が大きくなってしまいます。そのうえ繋がっている被せ物であるため、汚れが溜まりやすく、むし歯になりやすいので歯間ブラシでのお手入れが必要となります。

せっかくブリッジを入れた後に支えとなる歯がすぐにむし歯や歯周病になっては大変です。未然に防ぐために治療後もきちんとお手入れをしましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 辰喜 光

参考文献:nico/2017.07

なぞの歯痛、非定型歯痛?!

「非定型歯痛」という言葉を初めて聞く方もいらっしゃると思います。非定型歯痛とは、辛い痛みが続くにも関わらず、いくら歯科で検査しても原因が見つからない歯の痛みの事をいいます。

この痛みは、不安や憂鬱などのストレスによって、脳が勘違いをして歯に痛みを感じている可能性があります。もし、歯科で非定型歯痛の可能性を伝えられた場合は、内科や心療内科などの医科への受診が必要になるかもしれません。その際には紹介状を書くなど問題解決をするためのお手伝いをさせていただきますので、不安な事があれば遠慮なくご相談下さい。

(nico 2016.02より)

※Newsletterは、こちらから一覧表示できます。