NewsLetter 2018年7月号

お薬手帳をお持ち下さい!

「歯科にお薬手帳を。」なんて聞くと不思議に思う方もおられるかもしれません。実は、歯科は今、大きな悩みを抱えています。それは、「いかに患者さんから持病や内服しているお薬について正確な情報をいただくか。」という事です。適切な配慮をして歯科治療を安全に進めるためには、患者さんからの申告が欠かせないのです。

体とお口の中の事は切り離して考えがちですが、実際にはその持病や治療薬が歯科に与える影響は大変大きいのです。例えば、血液をサラサラにする薬を飲んでいる事を歯科に知らせずに、抜歯を受けたら血が止まらずに大変な事になる可能性があります。
そうはいっても正確に申告していただく事は容易ではありません。持病が1つだけとも限らず、病院をかけ持ちしいろいろなお薬を飲んでいる方も多く、ご自分で全ての薬を把握しておられるとも限りません。

そういう時に頼りになるのが、「お薬手帳」や「お薬説明の紙」なのです。持病に関する情報を医科と歯科で共有する事が、皆さんの体やお口を守るために欠かせない時代になっています。ぜひご理解をいただき、ご協力をお願いします。

いの歯科医院 医療事務 小林万希子

参考文献:nico/2017.03

入れ歯の意外な役割!?

入れ歯というと失った歯の代わりになるものというイメージが強いのではないでしょうか?実はそれだけではないのです。失った歯の代わりになるだけでなく、歯を失い痩せてしまった顎の形を補い、頬をふっくらと回復させるので、歯を失ったためにお口の周りにできるシワを減らす効果も期待できるのです。入れ歯を入れると入れないとでは、お顔の表情が全然違うのです。

(nico 2018.04より)

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