NewsLetter 2017年12月号

お口ポカンは体に影響する!?

皆さんのお子さんや、お孫さんはお口ポカーンになってはいませんか?実はお口ポカンの癖は歯や体の健康に影響するのです。
歯の健康面では、唾液が乾きやすいのでむし歯や歯周病のリスクになったり、出っ歯や受け口になりやすいということが挙げられます。

体の健康面では、細菌が口から入りやすいので風邪をひきやすいことや、お口が乾燥し炎症を起こしやすく、アレルギーの原因になることからアレルギー性鼻炎や扁桃腺の肥大と関連することがわかっています。また、睡眠時に舌が下がることで無呼吸症の原因になることもあります。
そして現在、集中力の低下に影響するという研究も進められています。

「お口ポカン」は、6歳~12歳の永久歯に生え代わる時期のお子さん多くに見られ、大人になるにつれて自然と治る方も多いです。また、お口周りの筋力アップトレーニング等もあります。

家族の声かけも大切です。しかし、鼻炎や扁桃肥大のあるお子さんに、「お口を閉じなさい。」と、命ずるのはあまりに酷です。そういった場合は、まず耳鼻咽喉科で治療を受けましょう。

いの歯科医院 医療事務 小林万希子

参考文献:nico/2017.10

冬のお風呂にご用心!

寒い日は温かいお風呂で温まりたいですよね。でも、寒い日に急に熱いお風呂に入ると血圧の急上昇と急降下が起こり、入浴事故につながります。お湯は41℃までのぬるめの湯温にし、脱衣の前に風呂ぶたを半分外し、浴室を温めるなど工夫をしましょう。また、心臓に負担がかかるので首まで浸かる時間は短めに。寒い場合は、肩にタオルを掛けましょう。」まだまだ寒さが続く新潟の冬、入浴事故を防ぎましょう。

(糖尿病ライフさかえ11月号 より)

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