12月 1 2016
NewsLetter 2016年12月号
災害時にこそ大切、お口のケア!
この20年あまりの間に阪神・淡路・新潟県中越・東日本・熊本と震度7以上の大地震に見舞われた日本。誰もが、いつ避難生活を余儀なくされることになるかわかりません。
普段、お口のケアをしっかりしている人でも避難生活においては、おろそかにしてしまいがちです。お口の中の衛生状態が悪くなると、身体全体の健康に影響を及ぼす可能性があります。
万が一、災害に見舞われてしまった時こそ、お口を清潔に保って全身の健康を守って下さい。
☆水か少ない時の歯みがきの仕方
①約30mlの水を用意します。
②水で歯ブラシをぬらして、歯をみがきます。
③合間に歯ブラシの汚れをティッシュで拭き取ります。
④水を少しずつ口に含み、2~3回に分けてすすぎます。
液体歯みがきや洗口液があれば、水の代わりに使うことができます。うがい薬もお口を清潔に保つのに効果的です。
いざという時のために平常時に試して慣らしておくようにしましょう。
いの歯科医院 医療事務 小林万希子
参考文献:HappySmile/2016.vol24
食事の姿勢
口と全身の関係で気をつけたいことの1つに、「食事の姿勢」があります。足を組んだまま前屈みで、スマホに目をやりながらの横座りやテレビを見ながら寝転んだまま食事をすることは、骨格と消化を担当する内臓の位置関係を歪ませ顎の関節や内臓に負担をかけると言われています。ただ、お行儀が悪いだけではないのですね。皆さんは大丈夫ですか?
(HappySmile 2016.vol24より)