11月 1 2016
NewsLetter 2016年11月号
お口の写真を撮らせて下さい!
当医院に通っていただいている患者さんの多くはお口の中の状態を記録するための写真を撮らせていただいています。これを口腔内写真といって、規格に基づいて撮影しています。
口腔内写真は、重要な患者さんの資料です。治療したり、患者さん自身がきちんと磨くことで、お口の中は徐々に変化(改善)していきます。少し前のお口の状態は、そこにはもうありません。その変化を記録し、改善状態を確認します。
また、良い状態を維持されている方は、その状態を記録します。変化がないように見えても、年単位で比較することで異変を見つけることもあります。
口腔内写真は、患者さん自身にとっても、私たち治療に携わる人間にとっても、とても重要な検査データです。
しかし、口腔内写真を撮られる大変さは私たちもよく知っています。できるだけ負担が少ないように、手早く、確実に撮影することを心がけています。
今後もご協力をお願い致します。
いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子
参考文献:デンタルハイジーン/2016.09
意外と多い味覚障害!
味覚は甘味、塩味、苦味、酸味、旨味の5つに大きく分類されます。味覚障害には、さまざまな種類があり、食べ物の味が感じにくくなる味覚の低下や、味を全然感じなくなってしまう味覚脱失、何も食べていないのに口の中が苦い、酸っぱいなどと感じる自発性味覚障害、食べ物本来の味と違う味に感じてしまう異味症、5基本味のうち特定の味を感じない乖離性(かいりせい)味覚障害などが代表的です。
味覚障害は原因不明の場合も少なくありませんが、一方で全身の重篤な病気が原因にもなるので、味覚がおかしいと感じたら早めに歯科医師に相談しましょう。
(nico 2016.08より)