4月 1 2016
NewsLetter 2016年4月号
入れ歯は作って終わりじゃない!
入れ歯が出来上がって、「これでひと段落。」とホッとしていませんか?入れ歯の完成は、実はここから始まります。これから入れ歯を口の中にピタリと合わせるための調整があるのです。
入れ歯を作る時は、患者さんのお口の型を採り作られます。しかし、この型は静止した状態のお口をかたどっているため、実際に使ってみると入れ歯が歯ぐきに当たって痛くなることがあります。その時は当たっているところの入れ歯を削って調整する必要があります。部分入れ歯の場合は、バネがきつすぎたり、ゆるくないかなども確認します。そうして調整に何回か来ていただき、入れ歯が快適に使えるようになってはじめて完成となります。
また、調整が終わり、問題なく入れ歯が使えていても、定期的に検診を受けましょう。入れ歯がガタついていないか、バネがゆるくなっていないか、ヒビが入っていないかなどもチェックします。そして、もし問題があれば修理や調整をします。
完成直後の調整や定期検診をきちんと受けて、入れ歯を快適に使える状態を長く維持していきましょう。
いの歯科医院 歯科衛生士 宮﨑万里子
参考文献:nico/2015.05
舌を鍛えて誤嚥予防!
最近お茶を飲む時に、よくむせたり、食べ物や飲み物が飲み込みにくいという事はありませんか?それは、舌の筋肉が衰えているサインかもしれません。舌の筋肉が衰えてしまうと、うまく飲み込めず誤嚥を起こしやすくなってしまいます。そこで舌の筋肉を鍛えるエクササイズの方法をご紹介します。まず、鼻呼吸をしながら舌で右のほうれい線あたりを斜め上にに押し上げて10秒キープします。次に左も同じように10秒キープします。これを1日3セットしてみて下さい。
(nico 2015.08より)