NewsLetter 2016年1月号

ケガをして歯が抜けてしまったら・・・。

抜けてしまった歯は、元に戻せるかもしれません!

①抜けた歯を捨てないで!
砂を軽く落とす程度にサッと洗います(20秒以内)。根っこに付いている薄いピンクの組織が大事ですので、それを取ってしまうような洗い方はしないで下さい。

②歯が乾かないよう保存!
根を乾かすと再植ができなくなるので、口に含むか歯の保存液や牛乳に浸けて保存します。清潔な牛乳なら6時間ほど、保存液なら24時間ほど再植しやすい状態に保てます。(注:くれぐれもティッシュで包まないで下さい。)

③急いで歯科医院へ!
歯科医院に連絡し、緊急受診します。お子さんは特に、数十分以内に戻せば再植できる可能性が高まります。

④治療を受けます。
歯を元の場所に戻し、固定します。うまくいけば、元通りに治ることがあります。

⑤経過観察をします。
歯が付いたか、内部で炎症が起きていないかなど、経過を観察します。歯を残すために、追加の処置が必要になることもあります。

他にも歯が欠けたり、腫れてしまったり、切れてしまったりと様々なケガがありますが、まずは早めに歯科医院を受診しましょう。

いの歯科医院 医療事務 小林万希子

参考文献:nico/2015.11

フッ素入りの水道水!?

世界の多くの国では公共の水道水に一定量のフッ化物(フッ素)を入れる、水道水フロリデーションという方法が取り入れられています。この方法は、最も安価で簡単に、かつ安全で効果的に、小さな子供から大人まで地域全体で利用できるむし歯予防手段として知られています。どこの水道から出るお水にもフッ素入り!!いつか私たちの暮らしの中にも取り入れられたら良いですね。

(nico 2015.11より)

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