11月 1 2015
NewsLetter 2015年11月号
お口まわりの筋力アップ呼吸法
呼吸が浅いと感じたり、息切れしやすいことはありませんか?年齢と共に口元や胸回りの筋力が低下すると、細く長く息を吐くことが難しくなってきます。そこで、口まわりの筋肉を鍛えるエクササイズをご紹介しましょう。
鼻から息を吸い、口をすぼめて少しずつ行きを吐き出す呼吸法ですが、大切なのは、「しっかり息を吐ききること。」そうすることで自然にすうことができ、効率よく酸素を取り込めるのです。胸ではなく、お腹で呼吸(腹式呼吸)をすると、さらに効果的でしょう。
また、少しずつ息を吐くことで気管支内の圧力を高められ、気管支がつぶされにくくなり、ぐっと呼吸がしやすくなります。口まわりの筋力アップだけでなく、肺で行われる酸素と二酸化炭素の交換機能や、鼻と口をつなぐ気道(鼻咽腔)の閉鎖機能も高められるので、慢性閉塞性肺疾患や喘息の発作の際にも有効な呼吸法です。
①ひじを伸ばした状態で口の前に出し、人差し指をピンと立て、鼻から息を吸う。
②細長く息を吐きやすいよう、くちびるをすぼめて、指をめがけて息を「ふー。」っと吐く。吸った時の2~3倍の時間で息を吐ききる。
これを3セット行いましょう。
いの歯科医院 医療事務 小林万希子
参考文献:nico/2015.09
入れ歯のお手入れ
入れ歯洗浄剤に漬けただけでは、入れ歯の汚れは充分に落ちません。入れ歯専用のブラシで汚れを落としましょう。歯みがき粉は入れ歯を傷つけてしまうので使用しないで下さいね。汚れた入れ歯は、むし歯や歯周病、そして嫌な臭いや、カンジダ、肺炎の原因にもなります。汚れが付きやすい金具の部分や裏側のくぼみなども、ブラシでしっかり汚れを落とし、その後に洗浄剤を使うようにしましょう。
(nico 2015.05より)