7月 20 2012
NewsLetter 2012年7月号
フロス(糸ようじ)を使おう!
皆さんはフロスを使って歯のお掃除をしていますか?
歯と歯の間のお掃除にはフロスがお勧めです。なぜかというと、歯ブラシで一番お掃除のしにくい、歯と歯の間のコンタクトポイント(隣接点)をしっかり擦り、歯の歯面にピタリと沿って面状にお掃除できるのはフロスだけなんです。
隣接点にはほとんど隙間がありません。ですから歯間ブラシやインタースペースブラシでは汚れを落とすことができないのです。
ここでフロスの特徴を3つ紹介しましょう。
・密集した極細の繊維が歯面に着いたしつこい汚れをしっかり落とします。
・最もお掃除しにくい隣接点を通りしっかりと汚れを擦り取ります。
・歯の微妙な曲面にピタリとフィットして、広範囲の汚れを一度にお掃除します。
どうですか?なかなか目ではよく確認できない”隣接点の汚れ”、フロスを使ってみると驚く程よくわかります。きっと初めて使った方は、その汚れにびっくりすると思います。最初はフロスをするのが面倒だなと思っても、「フロスを使わないとなんだか気持ち悪いなぁ。」と思うようになってくるはずです。歯の表面や裏側だけでなく、隣接点の汚れもしっかりお掃除しましょう!
いの歯科医院 歯科助手 小林万希子
参考文献:nico/2012.05
口の中が乾く(ドライマウス)
ドライマウスは重症化すると食べ物を飲み込めない、味わえない、喋れない。生活の基本が奪われ、体力も気力も表情も一気に衰えてしまいます。
そこで大切なのが、唾液をを増やす生活習慣を意識することです。まず食事はよく噛んで食べましょう。より多くの唾液が分泌されます。唾液の分泌は年齢と関係ありません。「ちょっと最近口が乾くなぁ。」と思ったら、いつもより意識してよく噛んで食事をしましょう。
(「デンタルマガジン朝昼晩/29」より)