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News Letter 2026年 7月号

舌と唾液は仲良し!

お口の中にある唾液は、とても大事な成分です。唾液が無いとむし歯になりやすいですし、プラーク(細菌)も残りやすくなります。そんな大事な唾液に実は舌が関係していますし、さらに脳も関与しています。

舌を動かす筋肉は、脳からの指令で動いています。脳(運動野)が指令を出すと神経を通じて筋肉に伝わり、舌の筋肉が伸び縮みして様々な形に変化したり、前後左右に位置を変えたりします。また、舌が動くと脳に刺激が加わり、体を動かす司令塔である運動野と連携して、体で感じた情報を受け取る感覚野が元気になります。つまり、舌や唇などお口周りの筋肉を鍛える事は脳にとって「いい刺激」となるのです。

舌の動きが鈍ると、口の中の刺激が減り、唾液の分泌量が低下する恐れがあります。さらに舌がうまく機能しないと、食べ物を充分に咀嚼したり唾液と混ぜ合わせる事が難しくなります。また、唾液が減ってしまうと、お口の中が酸性に傾き歯がわずかに溶けてしまった時(食後など)に再石化作用が働きません。むし歯予防には歯磨きが基本ですが、お口の中を清潔に保つためには、唾液が充分に分泌されている事も大切なのです。

歯科医院では、唾液の分泌を促すマッサージなどを紹介する事もできますので、口の乾きが気になる方はご相談下さい。

いの歯科医院 医療事務 小林万希子

参考文献:nico/2026.06

歯周病に抗菌薬は効くの?


歯周病で急な炎症が起きてる場合などでは抗菌薬を使用する事はありますが、歯周病の主となる原因はプラークです。抗菌薬で一時的に細菌を減らす事はできますが、お口の中には多くの細菌が存在しており、しばらくすると細菌が増えてしまいます。そのため大切な事は薬で菌を減らす事ではなく、歯ブラシやフロスで物理的な清掃を行い、プラークを溜めない事が大切です。

(nico 2026.05より)