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News Letter 2025年 8月号

口の微生物と免疫力!

目には見えずとも、私たちの周りに確かに存在する細菌などの微生物。口の中にも微生物は存在している。口の中の微生物は、日和見微生物と善玉微生物がほとんど。

しかし、弱っちい日和見微生物でも病気を引き起こします。

日和見とは、「日和(空模様)を見る」事であり、形勢をうかがい行動するということです。口の中の微生物の7割は日和見であり、ヒトの免疫力の増減を注視しています。普段は免疫力のおかげで好き勝手は出来ない彼らですが、免疫力が落ちたと見るや病気を引き起こします。免疫力が低下する原因は、不摂生、疲労、老化などがあります。

日和見感染症の代表的なものは口内炎で、その原因は単純ヘルペスウイルスです。手足口病は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスです。また、真菌の感染症もあります。真菌は、キノコ、カビの仲間であり、口腔カンジダ症を引き起こします。入れ歯を使っている人にも義歯性カンジダ症が起こります。

予防として、日頃より免疫力を高め、口の中や入れ歯を清潔にしておく事が大切です。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:nico/2025.06

天気と体調って関係あるの?

私たちの身体の60%を占める水分。その水分のバランスが体調に様々な影響を与えます。影響を与える要因は、大まかに言って「気圧」「温度」「湿度」の3つです。天気に影響されない身体を作るには、自律神経を整えることが大切です。太陽の光を浴び、体内時計をリセットする。ストレッチを行い、むくみを予防するなどが効果があるようです。

(nico 2025.06より)