NewsLetter 2019年6月号

お口にうるおいを!

唾液が不足すると、むし歯、歯周病や口臭、口内炎、入れ歯の不具合など様々なトラブルの原因になります。唾液が少なくなる原因は様々ありますが、ちょっとしたことで改善することがあります。

唾液は、お口や舌を動かし、唾液腺が刺激されることによって分泌されることがあります。
お口を動かす機会が少ない方ほど、唾液は出にくくなります。例えば、電話で話すよりもメールなどで連絡する事が多い。1人でいる事が多く、人と話すことが減った。食事は1人で簡単に済ませることが多いなどの日常生活を送っていると唾液が出にくくなることがあります。

唾液をたっぷり出すために、次のような生活習慣を心がけましょう。
・食事はゆっくり、よく噛んで!
・歯磨きは時間をかけて丁寧に!
・カラオケに行きましょう!
・お口のエクササイズをしましょう!
どれも唾液腺を刺激し、お口を動かすことで唾液分泌効果が期待できます。

最近、お口の渇きを感じている方は、意識してお口を動かすようにしましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:nico/2019.04

歯みがき剤で知覚過敏予防!

歯みがき剤の知覚過敏対策成分は2つあります。
痛みの伝達をブロックする硝酸カリウムと、葉の表面に開いているミクロの細かい穴にフタをして刺激をブロックする乳酸アルミニウムです。
知覚過敏の症状がなかなか治りにくい場合は、この2つの成分をダブル配合している歯みがき剤を使ってみましょう。
それでも改善しない場合は、歯科医院に相談してみましょう。

(nico 2019.04より)

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