NewsLetter

NewsLetter 2016年9月号

NewsLetter 2016年9月号

「口腔乾燥症」って?

「口腔乾燥症」は、唾液の量が減り、口の乾燥感が長く続く病気です。原因は、服用している薬の種類や期間、全身性の病気、ストレス、口呼吸など様々です。

・口の中が乾く、カラカラする。
・夜中に起きて水を飲む。
・食物が飲み込みにくい。
・味がおかしい。
・口臭が気になると言われる。
・目が乾きやすい。
・義歯で傷つきやすい。

これらの症状があったら、口腔乾燥症の可能性があります。口の中が乾くと、風邪や肺炎などの感染症にかかりやすくなることもあります。

唾液を増やすため、食事の時に噛む回数を増やしたり、唾液腺のマッサージをしましょう。
こまめに水分を採って、口を湿らせたり、保湿スプレーや洗口液で口を潤わせ、乾燥を防ぐため、口で呼吸をするクセがある人はマスクをするようにしましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:デンタルハイジーン/2016.04

糖尿病と歯周病

歯周病は糖尿病の第6の合併症であり、相互に関連しているといわれています。歯周病と糖尿病の類似点として、共に生活習慣病であり、初期症状としては自覚症状がない事があげられます。糖尿病の患者さんは、健常者と比較すると歯周病の有病率や発症リスクが高くなります。また、近年では、歯周病治療を行う事で、HbA1cが改善する可能性があるといわれています。

(デンタルハイジーン 2016.04より)

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NewsLetter 2016年8月号

NewsLetter 2016年8月号

歯ぐきが腫れたら自分でマッサージ!?

「歯ぐきの腫れは悪い血が溜まっているから、マッサージをすると良くなる。」、これは良く言われた迷信です。歯ぐきのマッサージが大流行した時代でもありました。塩でこすったり、マッサージクリームも売っていましたが、たいして効果がなかったのでしょう。ほどなく下火になりました。

歯ぐきの腫れは悪い血が溜まったせいではありません。歯と歯ぐきの境目にある歯周ポケットに溜まった細菌の塊が細菌感染を起こし、炎症が起きて歯周病になっているんです。歯周ポケットの奥に入り込んだ細菌は歯ブラシではなかなか掃除できません。それなのに、指でマッサージしても意味がないのです。

歯周ポケットに入り込んだ細菌を、減らして炎症を治すには歯科医院に行って歯周ポケットの中に張り付いている細菌を、しっかり掃除してもらう事です。歯石が付いていたら、しっかり取ってもらう事。歯石も自分で取る事はできませんからね。マッサージに時間を費やすなら、せめて歯ブラシをしっかりして下さい。そのほうが、まだ意味があります。あんまり指で歯ぐきをこすると、歯ぐきが退縮しちゃいますよ。

それから、何千円もする歯槽膿漏用の歯みがき剤を使って自分で治そうしている人も多いですが、これも根本的な解決にはなりません。使うならしっかり歯周ポケットの中を掃除してもらってから、再発防止のために使って下さい。

いの歯科医院 医療事務 小林万希子

参考文献:nico/2016.05

赤くなる人要注意!!

お酒は飲めるが顔が赤くなる人が、1日2合以上の飲酒を週5日以上続けると、80歳までに5人に1人が食道や喉のガンになるという研究結果が出でいます。
これは飲酒量を減らすことによって、ガンになる確率を20%から、2.5%~5%に押さえられるそうです。
「はっ!」とした方がいらっしゃるのでは?
自分の体質を知ることはとても大切ですね。このお話、是非まわりの方にも教えてあげて下さいね。

(糖尿病ライフさかえ6月号 より)

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NewsLetter 2016年7月号

NewsLetter 2016年7月号

「歯周基本治療」と「歯周外科治療」

歯周病は、歯ぐきだけに炎症があるごく軽度のものから、歯を支える骨が大きく失われた重度のものまで、その症状に幅があります。症状は違っても、歯周病という病気の治療する際の目標は共通です。炎症の原因である細菌(プラーク)を取り除くこと、そしてそのきれいな状態を維持することです。

そのために患者さんに、まず受けていただくのが「歯周基本治療」です。
歯周基本治療の主な内容は、細菌の巣である歯石の除去(スケーリング)と、プラーク(歯垢)除去に必要なセルフケアを上達させるためのブラッシング指導です。

「歯周外科治療」は、歯周基本治療だけでは炎症が止まらない場合に行う、外科的な歯周治療です。
深い歯周ポケットの中に残った歯石を取り除き、深い歯周ポケットを浅くするため歯ぐきを切開して、直接歯根や骨にアプローチする治療です。

成人の8割以上のお口の中で、歯周病が進行しているといわれています。歯周基本治療や歯周外科治療の必要ない方は、まず希だといって良いのが現状です。早期発見するほど治療に有利ですので、定期的に歯科医院へおいでいただき、普段から予防を心がけていきましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:nico/2016.03

お口の中に異変を感じたら

舌がヒリヒリしたり、歯ぐきに水疱や潰瘍ができたり、ほっぺを噛んだ覚えがないのに血腫ができたりすることがありませんか?
お口の中もからだの一部です。お口の中に全身疾患の症状が現れることは、めずらしいことではありません。
歯科医院で原因がわからない粘膜疾患は、放っておかずに内科や皮膚科のかかりつけ医相談するか、歯科医院で大学病院などの口腔外科を紹介してもらいましょう。

(nico 2016.03より)

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NewsLetter 2016年6月号

NewsLetter 2016年6月号

学校歯科健診と歯科医院の検診はどう違う?

4月から新学期がスタートし、学校歯科健診の季節がやってきました。学校の健診では、お口の中を3つに分けてスクリーニングしています。その3つとは、①異常なし、②定期的な観察が必要、③歯科医師による診断が必要の3つです。「学校で歯医者さんが診ているのに、なぜあらためて歯科医院で診断してもらう必要があるの?」とお思いになるかもしれませんね。

実は、むし歯も歯周病も目で診る検査、視診だけでは明らかに断定できないものが多々あります。また、むし歯と言ってもフッ素などで進行が止められる初期むし歯か、あるいは削らないといけないむし歯なのか、そういった診断にはエックス線検査が必要です。こうした検査を受けて、初めて正確な確定診断が出来るのです。

それでは学校の歯科健診は、なぜ定期的に行うのでしょうか。もちろんむし歯や歯ぐきの炎症の進行を防ぐためというのもあります。しかしそれだけではなく、歯の健康を守るという課題を通じて、「自分の健康を自律的に守る力を育てる。」という目標が設けられているのです。

大切なのは、学校や歯科医院で「歯の大切さ」や「歯の守り方」を学ぶこと。親御さんのサポートや励ましを得ながら歯科医院を受診し、自らむし歯の進行を止めるという課題に取り組むことです。将来お子さんが歯で苦労しない大人になるために、歯科健診の結果をお子さんと一緒に確認していただき、「健康な歯への入り口」として、ぜひ活用していって下さい。

いの歯科医院 医療事務 小林万希子

参考文献:nico/2016.04

敵か味方か?スポーツドリンク!

酸性度が高いスポーツドリンクに歯が長時間さらされると、むし歯になる危険性があります。だからといって、運動中に水やお茶だけ飲むのは電解質不足になり、頭がボーッとしたり、痙攣を起こす危険もあります。スポーツや熱中症予防にとってスポーツドリンクの優れた機能は、とても頼りになります。そこで、口呼吸が多く、酸が口の中にとどまりやすいスポーツ中は特に、スポーツドリンクを飲んだらひと口お水も飲み、歯を大切にしながら電解質を充分に補いましょう。

(nico 2016.03より)

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NewsLetter 2016年5月号

NewsLetter 2016年5月号

痛くないのに痛い?

歯科治療は誰にとっても憂鬱なものではないでしょうか?それは、「歯科治療=痛い」という不安な気持ちのせいでは?

例えば、むし歯で「痛い!」を感じるのは、「むし歯ができた!」、「トラブル発生!」というシグナルが神経を通って脳に届き、その結果「痛い」という感覚が生まれるのです。痛みは脳が感じています。

局所麻酔で神経の伝達を抑制したり、全身麻酔で意識を消失させてしまえば、むし歯があってもちっとも痛くありません。
それは「脳」が、「トラブル発生!」というシグナルをキャッチしないからです。そのため「脳」で痛みが生まれず、私たちは痛みを感じないのです。歯科治療では、神経のある歯を治療する時には麻酔をして、痛みを感じないように治療します。神経を取ってある歯は、「脳」にシグナルが伝達されないので、麻酔をしなくても痛みを感じずに治療をする事ができるのです。しかし、痛みを感じないはずの歯を治療している時でも、痛みを訴える方がいらっしゃいます。

それは、情緒(不安)をつかさどる大脳辺縁系と、痛覚をつかさどる大脳皮質の関係が密接である事から起こると考えられています。もともと脳が生み出す感覚は感情に大きく左右されるのです。痛覚も同じで、不安や憂鬱が増すと痛みも増幅します。
患者さんの治療に関する不安を減らせるように、治療の説明やカウンセリングをしっかり行うようにしています。不安な気持ちは我慢せずにお知らせ下さい。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:nico/2016.02

333運動はもう古い!

今の中高年世代が子供時代に、歯みがき習慣を身につけるため、「3度の食後、3分以内に、3分間、歯をみがきましょう。」と、わかりやすい標語で食後の歯みがき習慣を日本に定着させた画期的な歯科保健運動でした。今や日本は、朝晩は歯みがきをする人が7割以上という、世界に冠たる歯みがき大国です。現在の歯みがきは、その人の歯の状態や生活リズムに合わせたカスタマイズ型へと進化しています。ただ磨くだけでは、もう時代遅れなのです。歯科医師や歯科衛生士は、あなたに合った磨き方を提案する事ができます。一度ご相談下さい。

(nico 2016.02より)

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NewsLetter 2016年4月号

NewsLetter 2016年4月号

入れ歯は作って終わりじゃない!

入れ歯が出来上がって、「これでひと段落。」とホッとしていませんか?入れ歯の完成は、実はここから始まります。これから入れ歯を口の中にピタリと合わせるための調整があるのです。

入れ歯を作る時は、患者さんのお口の型を採り作られます。しかし、この型は静止した状態のお口をかたどっているため、実際に使ってみると入れ歯が歯ぐきに当たって痛くなることがあります。その時は当たっているところの入れ歯を削って調整する必要があります。部分入れ歯の場合は、バネがきつすぎたり、ゆるくないかなども確認します。そうして調整に何回か来ていただき、入れ歯が快適に使えるようになってはじめて完成となります。

また、調整が終わり、問題なく入れ歯が使えていても、定期的に検診を受けましょう。入れ歯がガタついていないか、バネがゆるくなっていないか、ヒビが入っていないかなどもチェックします。そして、もし問題があれば修理や調整をします。
完成直後の調整や定期検診をきちんと受けて、入れ歯を快適に使える状態を長く維持していきましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 宮﨑万里子

参考文献:nico/2015.05

舌を鍛えて誤嚥予防!

最近お茶を飲む時に、よくむせたり、食べ物や飲み物が飲み込みにくいという事はありませんか?それは、舌の筋肉が衰えているサインかもしれません。舌の筋肉が衰えてしまうと、うまく飲み込めず誤嚥を起こしやすくなってしまいます。そこで舌の筋肉を鍛えるエクササイズの方法をご紹介します。まず、鼻呼吸をしながら舌で右のほうれい線あたりを斜め上にに押し上げて10秒キープします。次に左も同じように10秒キープします。これを1日3セットしてみて下さい。

(nico 2015.08より)

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NewsLetter 2016年3月号

NewsLetter 2016年3月号

歯みがきのはじまり

皆さんは、「歯みがき」が、いつ頃始まったかご存じですか?実は10万年前のネアンデルタール人の化石を調べたところ、アジア人にもヨーロッパ人にも、歯に縦筋の痕が見つかっています。これは堅い木の枝などで歯を強くこすった痕なのではないかと考えられています。

食べ物を軟らかくする調理法が発達していない時代、歯は想像をはるかに超えて重要であったと思われます。「歯は命」であり、人類は食べることと共に、本能的に「歯のケア」もしていたというわけです。
それでは、歯ブラシや楊枝を使う習慣はいつからどこにあったのでしょうか。それはインドにありました。お釈迦様が弟子達に木の枝の端を噛んで房状にした「歯木」で歯をみがくように教えたのがはじまりです。

時は経ち、5~7世紀に何人かの中国の僧侶が仏教を求めてインドへ訪れた際、人々が木の枝で歯をみがく姿に驚き、旅行記にもそのことを次々と書き記しました。そして、この習慣が日本へ入ってきたのは奈良時代のこと。仏教を学びに中国へ渡った僧侶達によって持ち帰られた多くの先進文化の中に、「歯みがき」という習慣が含まれていたのです。

私たちが普段当たり前のように行っている歯みがきには、こんな歴史があるのです。

いの歯科医院 医療事務 小林万希子

参考文献:nico/2016.01

歯の硬さはどれぐらい?

歯のいちばん外側にあるエナメル質はヒトの身体の中でいちばん硬いということは知っていますか?硬度は260~360で、金は69、エナメル質の内側にある象牙質は70くらいです。こすったりした時の摩擦の硬度は水晶と同じくらい丈夫なのです。道理で毎日良く噛んで食べていても壊れないわけですね。

(nico 2016.01より)

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NewsLetter 2016年2月号

NewsLetter 2016年2月号

フッ素入り歯磨剤を効果的に使いましょう!

むし歯予防には、当然のことながらホームケアをしっかりと行う事が大切です。
プラークを歯から取り除くことのできる歯磨きの技術の向上はもちろんですが、フッ素の利用がとても重要です。

ホームケア使用するフッ素といえば、フッ素入り歯磨剤が一般的です。歯磨剤に含まれるフッ素が歯の表面にくっついて、むし歯菌が出す酸から歯を守ってくれます。

しかし、歯磨剤に含まれるフッ素量は少ないので、その効果は一日ほどで消えてしまいます。フッ素入り歯磨剤を使用する時はこんなところに気をつけて下さい。

・歯磨剤はたっぷり使いましょう。ただし、うがいができない乳幼児では注意が必要です。
・フッ素を残すため、うがいは最後の1回だけにとどめましょう。
・フッ素が効果的に働くように時間をかけ、丁寧に磨きましょう。
・フッ素が唾液に流されないように寝る前に磨きましょう。

フッ素入り歯磨剤のむし歯予防効果は、むし歯を20%~30%減らすといわれています。いろいろな方法を組み合わせ、むし歯を作らないように頑張りましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:nico/2015.06

コップの中で歯ブラシをすすいでみましょう!

歯磨きの時に口に溜まった唾液をコップの中に集めてみて下さい。磨き終わった歯ブラシもコップの中ですすぎます。コップの中をのぞいてみたいと思う人は、そんなに多くないと思います。決してきれいなものではありません。ただし、コップの中のものは、さっきまで口の中にあったものです。二度と口の中に戻したくないと思います。歯磨きが面倒になったら、これをやってみて下さい。毎日きちんと歯磨きしたくなると思います。

(nico 2015.06より)

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NewsLetter 2016年1月号

NewsLetter 2016年1月号

ケガをして歯が抜けてしまったら・・・。

抜けてしまった歯は、元に戻せるかもしれません!

①抜けた歯を捨てないで!
砂を軽く落とす程度にサッと洗います(20秒以内)。根っこに付いている薄いピンクの組織が大事ですので、それを取ってしまうような洗い方はしないで下さい。

②歯が乾かないよう保存!
根を乾かすと再植ができなくなるので、口に含むか歯の保存液や牛乳に浸けて保存します。清潔な牛乳なら6時間ほど、保存液なら24時間ほど再植しやすい状態に保てます。(注:くれぐれもティッシュで包まないで下さい。)

③急いで歯科医院へ!
歯科医院に連絡し、緊急受診します。お子さんは特に、数十分以内に戻せば再植できる可能性が高まります。

④治療を受けます。
歯を元の場所に戻し、固定します。うまくいけば、元通りに治ることがあります。

⑤経過観察をします。
歯が付いたか、内部で炎症が起きていないかなど、経過を観察します。歯を残すために、追加の処置が必要になることもあります。

他にも歯が欠けたり、腫れてしまったり、切れてしまったりと様々なケガがありますが、まずは早めに歯科医院を受診しましょう。

いの歯科医院 医療事務 小林万希子

参考文献:nico/2015.11

フッ素入りの水道水!?

世界の多くの国では公共の水道水に一定量のフッ化物(フッ素)を入れる、水道水フロリデーションという方法が取り入れられています。この方法は、最も安価で簡単に、かつ安全で効果的に、小さな子供から大人まで地域全体で利用できるむし歯予防手段として知られています。どこの水道から出るお水にもフッ素入り!!いつか私たちの暮らしの中にも取り入れられたら良いですね。

(nico 2015.11より)

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NewsLetter 2015年12月号

NewsLetter 2015年12月号

むし歯とは?

”むし歯”を想像する時、多くの人は歯に穴があいている状態が頭に浮かぶと思います。

健康な歯に、ある日突然穴があいてしまうことはありません。歯の表面は食事のたびにリンやカルシウムが溶け出す、”脱灰”という状態と、そこからリンやカルシウムが再び歯の表面に戻る、”再石灰化”という状態を繰り返しています。

しかし、脱灰が再石灰化を上回っている状態が長く続くと、歯の表面に徐々に穴があいてきます。脱灰の状態から早く抜け出し、再石灰化の状態を作ることでむし歯予防をすることができるのです。

そのためには、歯磨きのタイミングや方法、間食を含む食事の取り方、お口の中の細菌に含まれるむし歯原因菌の割合、唾液の質や量、歯並びや全身疾患などさまざまな要因が関係してきます。ただひたすら歯を磨けば大丈夫というものでもありませんし、歯磨きをせずに薬で予防することもできません。

1人1人に合った、お口の健康を保つ方法を考え、私たちと皆さんと一緒に頑張っていきましょう。

いの歯科医院 歯科衛生士 山川まり子

参考文献:デンタルハイジーン別冊「歯科衛生士のためのカリオロジー」

キシリトールガム”噛んでますか?

キシリトールにはむし歯の原因菌である、ミュータンスレンサ球菌の抑制効果があることは解明されています。そのためキシリトールを含む製品がさまざま開発され、販売されるようになりました。
キシリトールはガムとして消費することで、ミュータンスレンサ球菌の抑制だけではなく、ガムを噛むことで唾液分泌量が増加するのでむし歯予防が期待できます。

(デンタルハイジーン別冊 より)

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